2012 九州合宿レポート

2012年九州合宿レポート

 

開催地;鹿児島県浜田海岸沖

2012814日~17日 鹿児島県浜田海岸沖において九州合宿を開催しました。

今年も九州学連だけでなく、関西学連からも20名を超える参加者があり総勢80名という規模の大きい合宿を行うことができました。

また、1年生にとっては初めての練習会であり、初めて会う同期と友達になれたり、先輩と交流が持てた事はもちろん、他大学の同期の実力や自分のレベルの確認ができる良いきっかけとなりました。

 

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合宿初日、上回生は午前から鹿屋選手権の予定でしたが、風が入らず午前中はAPが上がり待機でした。一年生は2班に分かれてセッティング講習会を行いました。担当NTは平田と内園でした。セッティングを見せたり、一年生のセッティングを一枚一枚みんなで見ながらセッティングについて教えました。全体的にバテンが緩かったり、ダウンが緩いために、セールにしわが入っている子が多く見られました。特に九州の一年生はカニンガムが付いて無い子がほとんどで、セッティングの知識も低いように感じました。この練習会を機にセッティングについても勉強して欲しいと思います。

午後になり風もマストパンピングできるくらいは上がってきたので、エキスパートは上下2周と上フィニッシュのレースを1本ずつ行った。無微風の中、フィニッシュ出来ない艇も続出の超ロングレグのレースで前を走ったのはやはり関西勢。トップ10を独占した。

リザルトは1位西本健(立命3)2位栗田貴大(立命3)3位西岡広行(県立3)であった。

一年生は、浜寄せの海面でマストパンピングや八の字の練習をしました。無微でガスガスの中頑張って練習している姿からやる気が伝わってきました。

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 午前中上回生は昨日のレースをもとに班分けをし、リーチパンピングからブローでストラップパンピングくらいの風の中、艇速系の練習を行った。フレフレな海面で漕ぎながらいかに振れに気付けて角度の調整ができるかが重要であり、下りでも振れに合わせてジャイブをする走り方が必要だった。また、しっかりとしたパンピングを漕ぎ続ける体力や、いかに体全体をつかって漕げるかがレースでの順位に大きく関わってくる事を再確認して日頃の練習に活かして欲しい。

 午後は、上回生はラウンディングを行いました。風向が安定せずコースを作るのが難しい状況でのラウンディングとなり、1本目は全員ポートスタートとなり、より下側にいた艇が前を走っていました。リーチパンピングの風ということもあり上位集団にはレディースの姿も多く見られました。2本目も風は変わらず、左からのブローを上手く使った人が速いという結果でした。大会では今回のようなコンディションではレースは行われなかったとは思うが、どんな状況でも常に有利エンド、有利海面を走れるかが大きな大会で結果を残すのにつながると感じた。

一年生は昨日と同様に午前から浜寄せでの練習でした。昨日よりは風もあり、マストパンピングやリーチパンピングの練習でした。昨日の練習では、九州と関西のレベルの違いも感じましたが、リーチパンピングになると差は無くなり九州の子もしっかりとしたパンピングを見せてくれました。また、レベルの高い子は午後のラウンディングに参加してフィニシュしている子もいました。

 

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 午前中上回生は昨日と同様に艇速系の練習をしました。班分け時にレベルの高いレディースはメンズの班に混ざっての練習となりました。風はリーチパンピング。ブローでギリストラップくらいでした。昨日同様、振れに敏感に合わせてパンピングする技術が求められました。

 午後は、風も安定して入り、上回生は上下1週を2本、上までを1本のラウンディングを行いました。

1レース目。風は57mで、やや上有利スタート。7前半は右集団がリードしていた様に見えたがアプローチで左に大きなブローが入り左集団が伸びた。右で早めに返した艇はトップ5には入れたが、伸ばし過ぎた艇は左に大きく吸われてしまった。

2レース目。風は68mで、スタート2分前くらいから下に振っていき、スタート時には完全下有利でのスタートとなった。下から飛び出した艇がピンを取るかと思ったが、左のブローはマークまでは届かず、逆に左のブローを使って早めに右に展開した艇が最後右から来た大きなブローに入り伸びた。

3レース目。風は少し落ちて35mでスタートはやや下有利。風が落ち、全体的に左からのブローが多くなり、左で上手く展開した艇が速かった。右からもたまに大きなブローが下りていたが、アプローチで左に吸われる結果となった。

全体を通して左右から交互にブローが入ってくる海面であったため、スタート前はもちろん、走りながらブローを観察して上手くタックを打ちアプローチで大きいブローに合わせられるかがポイントであった。

一年生は、午前はレベルの高い子が集まって艇速練やパンピング練習をしたり、上級生に見てもらいながら練習しました。3日目ということもあり、風にも慣れてしっかりとしたパンピングを見せてくれました。

午後はビギナーレースを行いました。

浜からスタートして沖に打ったマークを回航して浜に戻ってフィニッシュというコースだったが、風はガスティで振れが大きくマークまで上りになったり下りになったりと難しい海面だった。基本的には浜から見て左からブローが降りてきていたので、スタート左側から出てポートでブローに乗れるかがポイントでした。

合宿通しての一年生の課題としては、パンピングや8の字をもっと大きく、体全体を使って漕ぐことや、風の振れを感じてパンピングの角度を調整することが出来ていなかった。

また、今回のような海面ではウインドの技術はもちろん大切だが、海面を読む力がとても重要になってくるので、日頃の練習から海面を観察する意識を持つことが大切である。

 

最後に今回、合宿をするにあたり練習海面の確保や、宿の手配、海上ではあまり風に恵まれない難しいコンディションの中の運営と、何から何まで協力していただいた鹿屋体育大学の皆さま、3日間を通して良い練習ができたのはもちろん、九州と全国の繋がりも作ることができました。今後、九州からも関西・関東のレースや合宿に参加する人が増えて、九州学連が盛り上がるきっかけになったと思います。本当にありがとうございました。

 

学連NT九州支部長 琉球大学 平田貴一朗