関西NT練習会

 

2012526日~27日 関西NT練習会

ナショナルチーム 関西支部長 滋賀大学4年 吉田愛

 

 2012526日~27日、滋賀県近江八幡市かんとりーはーばーにおいて、関西NT練習会を開催した。

 新入生が入部したばかりの時期の開催のため、安全面を考慮し、1回生の参加は原則禁止とした。また、今年度から学連会計制度が改正され、NT会計が発足。練習会等の経費をNT自身で管理しなければならなくなった。そのため、参加費は前年度の2倍にあたる1日1000円となり、参加者減少の懸念があった。

しかし、総勢89名の参加者を募ることができた。関西学連から2・3回生だけではなく、4回生の参加も多くあり、関東学連から法政大学、関東学院大学、慶応大学、お茶の水大学、早稲田大学の参加があった。さらに、かんとりーはーばー所属のジュニア選手の参加もあったおかげで、多人数での練習会となった。

コーチ陣は、NT全員に加え、関東学院OB尾川潤さん、関東学院OG小峰恵美さんが参加してくださった。

予想以上の大規模な練習会となり、有意義な練習が期待された。

 

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 午前は、関西選手権第3戦、B1、新人戦をもとに班分けをし、参加者の半数はスタート練習、残り半数はコーチを中心に班での練習を約1時間交代で行った。

 風も波もなく、終始マストパンピングのコンディション。さすが関西43回生メンズ、断違いの角度と艇速でまわりを圧倒した。それに負けじと2回生メンズも速い。レディース陣も関西育ちだけあって、小柄な体格からは想像しがたいマストパンピングを見せてくれた。

 スタート練習は、多くの人がラインを把握できてないように見えた。人に合わせてラインに並んでいるようだった。その結果、ゼネリコばかり。1分前に明らかにラインをあげるのは、ルール違反。リコールだけで済まず、69条違反(プロテスト対象)となり得るので、注意したい。

 

 午後は、ラウンディングを2本行った。

 2本とも、無微風のラウンディングとなった。スッチー前の大人数でのラウンディングということもあり、現役選手の気合をひしひしと感じた。目を疑うほどの艇速で順位を争う上位陣、まわるのがやっとな下位陣と、上位は下位との差が大きかった。

リザルトは、1位鈴木郁也(県立3)2位藤本瞭一(京都3)3位羽根渕允哉(県立4)と続いた。トップ10位には、4回生1人、3回生6人、2回生3人という、2・3回生の強さを感じる結果となった。

 

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 午前は、前日のラウンディングの結果をもとに班分けを行った。練習体制は、前日と同様。

 マストパンピングから始まり、ギリハーネスストラップができるぐらいまで風は入ってきた。前日のグループ練習とはまた違った雰囲気での練習となった。

 スタート練習は、前日同様の結果。上位選手のスタートでも、ひとりがラインをあげると、つられて全員があげてゼネリコ、といった状況だった。ほとんどの人が見通しをとらず、ラインに入ってからも、後ろを振り返ってラインを把握しようとする人が少なかった。しっかりと見通しをとり、ラインに入ってからは、本部とアウターの位置をしっかり把握してほしい。後ろを振り返る、という癖をしかりつけて、全員がラインを把握してほしい。下位選手のスタートも同様、誰かが漕ぐとつられて全員が漕ぎはじめ、ゼネリコ、といった様子。上位選手同様の対策をとってもらいたい。それに加え、権利主張が少なく、静かなスタートとなっている。ルールを再確認し、しっかり権利主張していってほしい。

 

 午後は、ラウンディングを2本行った。風は、終始ウーチングとなった。

スタートでは、皆が一線で出ようとし、ラインが上がりゼネリコが多く出た。ひどい時には、選手がつくるラインの下からしっかりと船とアウターマークが確認できるほどだった。スッチーでもゼネリコは毎年多く出ている印象がある。見通しをしっかりとってスタートに臨んでもらいたい。

 1日目の上位者に加え、リーチパンピングが得意な軽量級選手も上位を走っていた。また、海面差が出てくるラウンディングとなり、1日目に引き続き白熱したものとなった。

 

全体を通してみると、スッチーでも想定される風域での練習が行えた。また、多くの選手が参加して、皆が刺激を受けることができ、収穫の多い練習会となったと感じた。

 

今年度NTとしての初の仕事であるこの練習会を終え、NT自身も選手達から刺激を受け、これから1年間、さらに気合いを入れて取り組んでいこうと、再確認することができた。これから、学連をさらに盛り上げるため、色々と考えていきたい。

 

今回の練習会の開催において、かんとりーはーばー板庇さん、同志社大学のマネージャーの皆さんをはじめ、多くの後援をしていただいた。本当にありがとうございました。

恵まれた環境に感謝し、これからも学連全体でウィンドサーフィンをがんばっていきたい。

 

2012年度 JUBF National Team 関西支部長 滋賀大学 吉田愛