テクノワールドレポート

石井良平


 7月21日から26日までフランス北西部ブレストにてテクノワールドに参加させていただきました。初の海外遠征ということで様々な準備をしたつもりではありましたが、想像以上に時差による影響が大きく、前入り期間が今回は4日間とりましたが、それよりも短かったら調子を合わせることができなかったと思います。ブレストは日が長く、夜の10時頃まで外が明るいため、日本と違いレースのスタートが昼過ぎで帰着は毎日夜の7時頃だったので、自分の腕時計を見る度に驚きを感じました。また、レース日数も6日間と経験したことのない長さだったので集中力とモチベーションを保つのが難しかったです。現地での移動もマニュアル車、左ハンドル、右側通行と普段と全てが異なっていて、かなり疲れました。食事は開催国がフランスということもありパンは非常においしかったですが、レストランに入ってもメニューが読めず、自分が好きなものをなかなか頼めなかったです。

 肝心のレースについてですが、まず驚きだったのは風軸があっても風が弱ければ本当にレースを行わないという点でした。噂には聞いていましたが、風が弱いとたとえ予定レース数を消化できていなくてもZ旗があがらないので、一本も悪い成績をとることが許されず、最初のレースからいい成績を取り続ける必要があるなと感じました。ということで、レースは6日間で合計11本行われ、1本目だけが2~3mの微中風で残りの10本は全て5~7mの中強風のコンディションで行われました。結果は1~5位が全てフランス人で6位に京都大学の小松がはいったものの、7、8位もフランス人に取られ、9位になんとか入れたという、自分の未熟さを痛感させられたものとなりました。一本目の微中風のレースだけは日頃からそれくらいの風で練習することが多いということもあり、なんとか海外の選手についていくこともできましたが、それ以外の中強風のレースではストラテジーのうまさ、スタートのストイックさ、艇速、全てにおいて海外の選手の方が一枚上手でした。特に下りの艇速差がかなりあり、4mぐらいの風で僕がアンダーを漕げないような風域でも、海外の、それも女の子の選手がアンダーをこいでまくられるということが多々ありました。また上りでも、海外の選手はみんなマスト手はブームを持たずにアップホールラインを持って乗っていたのが印象的で、それによってマストをしっかり起こすことができ、だから速いのかなと思いました。

 フランスへの遠征は結果的に悔しいものとなりましたが、非常に内容の濃い充実した10日間を過ごすことができました。結果を残せなかったのが本当に悔しく、情けないですが、この悔しさをバネに練習に励み、学連NTとして誇れるようなリザルトを必ず残せるように残りの大学生活頑張りたいと思います。


2014年度学連NT 関西支部長 石井良平



世界大会@フランス レポート
12-00 小松大悟

8月にフランスの北西部の港町ブレストで開催された世界大会に出場してきました。
セイルサイズが学連で使用しているものより大きい8.5m2、フィンも4センチ長い50センチフィンを使うため、道具を1ヶ月前からチャーターして練習を重ねました。
セッティングなど、全て1から自分で探すのが難しかった反面、全神経を集中してセイルと対話するような感覚は楽しかったです。

レースは1日目が2〜4mほどの微風でした。微風では普段の琵琶湖とそれほど変わらないレースができ、2位と健闘できましたが2日目以降の中〜強風レースでは地元フランス勢の速さに圧倒されました。強風下でも恐ろしく深いドラフトのセイルをビシッと固定して乗っていて、そもそもの理想とする乗り方が違うのだな、と感じました。

急に同じセッティングにしても乗りこなせるはずもないので、逆にセイルを極端に薄くして強風下でストラップパンピングを漕ぎ続けることで何とか上位陣に食い込もうとしていました。

結果は6位。
他は1位から9位までが全てフランス代表と、フランスが圧倒的な強さを誇っていました。
特に1位2位の選手は後のオリンピック代表候補ということで格段の走りでした。

この大会で得たことはまず、これまで見たどのハーネスストラップよりも速いハーネスストラップをしっかりと目に焼き付けられたこと、そしてそれに対抗するためにレース中に掴んだ強風下のストラップパンピングです。
しっかりと自分のものにして、更に後輩にも教えていけるよう消化しようと思います。

4回生
12-00 小松大悟